机の上はシンプルに

お客様にとって必要なものを置くスペース

机の上に必要なもの

机の上に必要なものってなんでしょう。

 

わざわざ机の上に置くっていうことは、使用する頻度が高いということになりますよね。

 

もしくは見て欲しい情報があって、目につきやすい場所が机の上だったりします。

 

私が運営していたゲストハウスでは客室は全部屋相部屋だったため、連泊中のお客様がいらっしゃる客室も清掃するために立ち入る必要がありました。

 

なのでお客様がどのように自分の宿の客室内を使ってくれているのかを知ることができました。

 

そこで分かったことは、置ける場所があれば、自分が持ってきた使う頻度の高いものを置ける場所に置いておくということでした。

 

普通の個室の宿に連泊中、客室内の清掃を頼む場合は、清掃の邪魔になったり、私物を他人に見られたくないため、あらかじめ客室内の私物はスーツケースの中にまとめておくお客様が多いのではないでしょうか。

 

ただし滞在中は自分の私物は置ける場所に置けるだけ置いてあるはずです。

 

客室の第一印象が大切

チェックインして客室内に入った後、机の上や洗面台の上にどんどん私物が置かれていくでしょう。

 

私物が置かれた場所は必ずしも綺麗だとは言えないかもしれませんが、それは全く問題ありません。

 

お金を支払いご宿泊していただくのですから常識の範囲内であれば、どのように客室をご使用されるかはお客様の自由です。

 

重要な点は、お客様は自分で客室内を乱雑に使った場合は、決して宿の評価を下げるような口コミは書かないということです。

 

逆に客室を綺麗に使われているお客様の方が口コミ評価が厳しいです

 

なので、どのように客室を使ったかどうかが重要なのではなく、初めてお客様が客室に入ったときの状態がどうだったかが重要なのです。

 

お客様が客室内に初めて入ったとき、綺麗に見せるためには机やテーブルの上にはなるべく物は置かないようにしましょう。

 

チラシや説明文は多くなれば多くなるほど汚く見えてしまいます。

 

クローゼットの有効活用

机の上とは反対に、お客様はクローゼットの中をどのように使われているでしょうか? 

 

おそらく洋服や靴、そしてスーツケース以外のものは収納されていないはずです。

 

なぜならアクセサリーや時計などの小物を暗いクローゼットの中に入れておいたら、紛失する恐れがあるからです。

 

なので、クローゼットに棚があったとしても照明が暗ければお客様には使ってもらえないでしょう。

 

机の上のスペースが少ない場合は、クローゼットの中に棚を作り、照明を明るくしてお客様に使用してもらえるようにしましょう。

 

ポイント

 

□ 乱雑に客室を使われるお客様より、綺麗に使われるお客様の方が厳しい

□ お客様は机の上を最大限に使いたいので、なるべく物は置かない

□ 机の上のスペースが少ない場合は、クローゼット内を明るくして有効活用する