快適さ
満点をいただくのが難しい「快適さ」の項目
快適さの基準とは何でしょうか。
実際に自分が口コミを書く場合、快適であったかどうかを聞かれたとき、何を基準に判断をするのでしょうか。
私が運営していた宿の場合では、相部屋だったりシャワーとトイレが共用だったため、全ての項目の中で評価が一番低い項目でもありました。
他の項目全てに10点満点をつけていただいていても快適さだけは9点のお客様がよくいらっしゃられました。
それでも総合点では9.7点をいただいているのですから感謝しかありませんが、なんとか満点を目指して日々改善案を試行錯誤して運営していましたが、逆に快適さも満点をつけていただいたお客様とは何が違ったのだろうかとも考えました。
お客様からすれば、ほぼ満点だけれども、満点をつけれない何かがあったのでしょう。口コミはお客様からのメッセージですから、このマイナス1点は本当に悩みました。
快適さの評価が下がった理由
お客様がご予約されるとき、客室が相部屋しかないことや、シャワーとトイレが共用なことも十分に周知できているため、お客様はそれを承知でご宿泊にいらっしゃられています。
残された原因は同室のお客様との相性がたまたま悪かったか、同室のお客様と行動のタイミングが合わずに、どんな人が同室に居るのかが分からなかったためにご不安な気持ちになってしまった結果、評価が下がったのだと結論付けました。
このことは私がお客様の部屋割りやベッドの割り振りを間違えた結果なので宿側の私の責任になります。
当時の私は完璧を目指すために個室の宿に変更しようかどうかをよく悩んでいました。
最重要課題は熟睡できたか
熟睡は人を幸せにする
快適さの項目の評価を上げるためには、お客様が熟睡できたかどうかが重要なポイントになります。
熟睡することで人は脳がリラックスして体の疲労も回復できます。
チェックインの時に無愛想で不機嫌そうだったお客様でも、ぐっすり眠れれば翌朝には笑顔になっていることもあります。
それぐらい熟睡は人を幸せにしてくれるのです。
私も経験がありますが、出張や旅行で宿に泊まったとき上手く睡眠が取れずに疲労が溜まってしまったり、自分の家以外の場所で何泊も宿に泊まっていると、どんなに寝ても疲れが抜けなかったりします。
熟睡を評価の基準にしてもらう
私の運営していた宿では、朝7時30分くらいから私がレセプションに行き、今日の部屋割り表を作りながらお客様のチェックアウトのお見送りをするのが日課でした。
そのときお客様に「昨夜はよく寝れましたか」と頻繁に聞いていました。
これはお客様に熟睡できたかどうかを、宿を評価する際の基準にしてほしいための一種の意識付けのようなものです。
宿屋の本質である眠るという行為が間違いなく行われたかどうかを確認することで、熟睡できたかどうかが宿の良し悪しを判断する基準の根本なのだと認識してもらうためです。
中には、やはりうまく寝れなかったお客様もいらっしゃいましたが、よく寝れなかったと言われたお客様は、同時に、よく寝れなかった理由もちゃんと説明してくれます。
なので、その場で私に直接改善のアドバイスができるので、後日わざわざ口コミに同じことを書かれないのです。
反対に熟睡できたお客様の場合ではどうかというと、熟睡できたので宿屋としての満足度は格段に上がり他の各項目の評価も引き上げる効果があります。
熟睡できたかどうかは宿屋の本質の根本部分でもあり、口コミの評価を上げるための最重要事項になります。
快適さ
□ 快適さの項目は満点が取りにくい項目
最重要課題は熟睡できたか
□ お客様が熟睡できたかどうかで、評価が変わる
□ 朝の挨拶で熟睡できたかどうかを聞いてみる