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スタッフが笑顔に見える仕組み
なぜか無愛想に見られてしまうワケ
いつもスタッフに対し、お客様には笑顔で接客するように指導しているのに、なぜお客様はスタッフを無愛想だと思ってしまうのでしょう。
接客しているときは笑顔で親切に接客できていても、接客している以外の時間は、レセプションのカウンターの内側でパソコン作業をしていませんか?
難しい顔で日々の作業に追われている姿を実はお客様はちゃんと見ています。
お客様はスタッフが忙しそうな雰囲気なので、気軽に話しかけることができないのです。
最初は少し恥ずかしいですがオーバーに明るく挨拶してみましょう。
そしてスタッフの服装も親近感が生まれるような雰囲気のものが効果的です。
オーバーな挨拶のあと、人間らしい仕草で接されると、その人に対して親近感が湧いてきます。
お客様からすれば最初のオーバーな挨拶が逆に事務的に写り、その後の普通トーンの会話がプライベートな雰囲気に感じてもらえ、グッと距離感を近くに感じてもらえます。
実際は両方とも事務的ですが、あえて変化というか抑揚のようなものをつけることで親近感を持っていただけるのです。
スタッフの心遣いを伝えるには
また前の項目でも伝えましたが、お客様自身にリラックスしていただける仕組みが必要になってきます。
リラックスできていないと、冷静に判断できないこともあります。
なるべくリラックスした状態でチェックインしてもらえれば、スタッフのちょっとした心遣いも伝わりやすいのです。
なので、ロケーションの項目は非常に重要となります。
いい口コミが1番の口コミ対策
根強い潜在意識の力
口コミの評価を上げるための方法や法則の中で、私が最も有効だったと感じたことは、実は、良い口コミの比率を増やすことでした。
このことは、お客様からいただいた口コミを、私が日々、チェックをしていて体感したことです。
信じられないかもしれませんが、良い評価の口コミが100件を超えたあたりから、満点の口コミが急速に増えていきました。
なぜかというと、お客様が予約サイトからご予約をされるとき、宿の写真情報と共に、他のお客様から書いていただいた、良い内容の口コミを読んだあとで、ご予約されますので、この宿は「良い評価の宿」というイメージが宿に来る前から、お客様の潜在意識の中で出来上がっているのです。
しかも、このイメージはご宿泊された後まで残っています。
良い口コミを書いていただいたお客様はインターネット上だけではなく、日常生活の中でも会話の話題の一つとして、お知り合いの方々に宿のことを宣伝をしてくれます。
ですが、もし自分が良いと思う宿でも、他の人の口コミが悪い内容で溢れていた場合、知り合いとの会話の中で褒めちぎることは難しくなってしまいます。
低評価の口コミの悪影響
また残念なことですが悪い口コミがあると、あの人もこの人も皆んなが低評価をしているからと、安易な気持ちで低評価をつけてしまう、悪い方向での同調圧力が働いてしまうのです。
スタッフが笑顔に見える仕組み
□ お客様の前で難しい顔でパソコン作業しない
□ 最初はオーバーなくらい明るく挨拶をする
いい口コミが1番の口コミ対策
□ いい口コミがいい口コミを書いてくれるお客様を呼んでくれる
□ 悪い口コミは悪い口コミを書き易いお客様を呼んでしまう